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R.Oさん(51才)女性  東京都在住

 

顔面神経麻痺の治療

 

 それは突然のことでした。朝起きると顔の右側にまったく感覚が無く、顔が歪んで、自由が利かなくなっていました。その日のうちに、総合病院へ行き、『顔面神経麻痺』と診断されました。以後10日間入院し、ステロイドなどの点滴を受けました。退院時には、症状に大きな変化は無かったものの、医師からは、これから徐々に回復すると告げられました。しかし、内心は不安で一杯で、以前に同じ病気を克服した友人に勧められて、退院5日目に慈恵大病院のペインクリニックを受診し、星状神経節ブロック注射と鍼治療を外来で受けることになりました。

 鍼治療の担当になって下さったのが、國分先生です。最初の1カ月は週2回のペースで治療を受けましたが、1回目にして顔の筋肉がほぐれていく実感があり、3回目には口が動くようになり、2週間でそれまで無くなっていた味覚も戻ってきました。その後も着実に回復を続け、1か月で見た目の違和感はほとんど無くなりました。一般的に回復に時間がかかると聞いていましたが、4か月でほぼ回復しました。

 毎回じっくりと話を聞いて下さる國分先生のご指導のもと、発症から9カ月経った現在も治療と再発防止に前向きに取り組むことが出来ています。麻痺の治療だけではなく、目の疲れや肩こりも楽になっているので、これからも國分先生の鍼治療を続けていきたいと思っています。今のところ大きな後遺症もなく元の日常生活を送れるようになり、本当によかったです。

 

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